憎む女

私の友人に好きな人ができた時のことです。

好みのタイプで、そのうえすごく優しく
その友人は有頂天な毎日でした。


ただ一点

その彼に彼女がいることを除いては。


その彼女というのは、一年がかりで落とした相手らしく
彼はとっても大切にしています。

↑時間をかけて落とした相手って
なかなか別れそうにはないですよね。


しかし、彼のほうも
友人を気に入ったのか、
元々優しい人なのか、わからないのですが
とっても友人に優しくしてくれます。


そんなこんなで
勘違い(?)してしまった友人は
日に日に彼女を恨むようになっていったのです。


私の前でもよく


「あの女さえいなければ・・・」


などとつぶやくように・・・


なんか生霊出てそうで
怖いよー (T▽T)


そんな考えかたをしていれば
顔からは笑顔が消え、心なしか
かわいくなくなってしまいました。


さらに口をひらけば、マイナスな言葉ばかり・・・


友人の私でさえ、ウンザリするような女が
そんな素敵な男性に選ばれるわけもなく・・・


いつしか、避けられ
メールの返事もかえってこなくなり


やはり失恋してしまいました。



失恋後、最初のうちは愚痴に付き合って
あげましたが、いつまでも生霊が出そうなほど
彼女を恨みウダウダ言ってる友人に

パイン マ ジ ギ レ ( ̄∀ ̄*)ウフッ



私 「そんなにあの女さえいなければって言うけど

   あんたは、その彼女よりどこが勝ってんの!?」


友人 「勝ち負けでは決めれないでしょう。

    最初は本当に彼といい感じだったんだもん

    もし彼女がいなかったら、

    あのまま付き合うことになってたと思う・・・」


くー!

傷つくのが怖くて、自分からは何もしないくせに
その自信はどっからくんの?( ̄ω ̄;)


私 「じゃあ百歩譲って、彼女のいない時に

   出会って、付き合ってたとしよう。

   でもその付き合いって

   今の彼女が登場した時点で終りじゃない?」



友人 「・・・・・・」


私 「そしたらまた、あの女さえいなければ

   ずっと付き合っていけたのにって

   同じこと言ってんじゃないの?」



友人的に 「確かに」 と思って
しまったらしく、この日以来
グダグダ言わなくなりました。



そして今では、この話になるたびに

「あの時の私、本当にキモかったよね〜(´・ω・`) 」

と反省しております。


やっぱり、恋ってかなり盲目に
なってしまうのですな。


そして、私も昔は熱かったなぁ( ̄∀ ̄*)










女の本音
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