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触る男 後編 |
みんなが店に入ってしまったので
急いで後を追おうとしても
例の触る男が、私の腕をつかんで動きません。
なんで? 店にはいんないの?
無意味に触られて不機嫌+なんで店に入らせてくれないのか
意味がわからず段々私もイライラしてまいりました。
私 「なんなの? 店にはいらせてよ」
他にも色々言ったのですが
奴は「やー」とか「んー」と言ってるだけで
明確な回答は得られず
一体何が目的なのか全くわかりません。
とにかくこの腕を振り解かなくてはと
がむしゃらに暴れるわたくし。
しかしながら肉体労働系の奴は
びくともしないのです。
その姿は通行人から見ても明らかに異様だったらしく
通りかかりのお兄さんが助けに入ってくれるほどです。
お兄さん 「なんか彼女イヤがってますけど
やめてあげれば?」
触る男 「いや、知り合いだから」
てか、知らないお兄さんの質問には答えるのかよ Σ(|||▽||| )
その時、私があまりにも来ないので
心配した友人が外に出てきてくれて
なんとか逃れることができました。
お兄さんにお礼をつげ、自分の腕を見ると
ひーΣ(|||▽||| )
バレーボールをした時みたいに
変な色になってるーーーー(T▽T)
とてももう、奴とは一緒に飲める気分ではないため
「帰ります!!(#゚Д゚)」
の号令に女性陣引き上げ〜。
女だけで二次会をしていると
幹事だった子に、さっきの男どもから
メールがきました。
最初に来たメールは男性側の幹事から。
「なんかバカが酔って暴走しちゃった
みたいでゴメンね。
あいつ酔ったらいつも女の子に触るんだけど
今日のはやりすぎ。
パインちゃんにも謝っておいてね。」
幹事・・・
名前はもう忘れたけどいい奴だ(*´∇`*)
怒るのもはやいけど、忘れるのもはやい私は
幹事のメールで、さっきの一件はすっかり忘れ
また楽しくお酒を飲んでいました。
するとまた幹事の子にメールが・・・
なんと私の腕を離さなかった触る男からですΣ(|||▽||| )
「さっきは二人の問題だったのに
みんなに迷惑かけてごめんね。
俺は冗談でちょっと触れただけなのに
本気で嫌がられて、プライドが傷ついて
ひくにひけなくなったんだよね。
彼女もちょっと大人気ないよね。
(ここから先は幹事の子への口説きなので以下略)」
なんだこれは???
チカンの言い訳か???
なんでも冗談だったって言えばいいのか???
本当にプライドのある男の人ってのは
酔った勢いで女に触ったりしないんだよ(*゚ロ゚)
彼みたいに勘違いしている男性や
どこからがセクハラかわからないと
言っている男性に言いたいです。
あいつが触っていいなら、俺も触っていい
と思うのは間違いだ(*゚ロ゚)!!
最初イヤがってても触ってるうちに自分のことを好きになる
と思うのはエロビの見すぎだ(*゚ロ゚)
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