弱虫男 前編

私の友人男性に、モテるのに
なかなか彼女のできない人がいました。
名前はKくんとしておきます。


まぁ、理由は
好きな人としか、付き合いたくない
でもなかなか好きな人ができない

と、いったよくありがちな理由です。


そんな彼が生まれて初めて

一目惚れ

をしたのです。


本当に中身で人を好きになる人だったので
昔から彼を知っている友人一同は
みんな驚き、お祝いの祝杯をあげたほどでした

(↑ただ単に飲みたいバカばかり( ̄∀ ̄*)


気になるお相手は、写真からでも
元気さが伝わってくるようなかわいい子でした。


しかし当の本人は、なんだか浮かない様子


Kくん 「その子にさりげなく、

     どんな男がタイプなのか聞いたら

     背が高い人が好きって

     言ってたんだよね・・・(´・ω・`) 」


んー・・・
Kくんの身長は172センチ

低いってわけではないけど・・・
高いってわけでも・・・


私 「でもみんな100%好みのタイプを

   好きになるわけじゃないじゃん
   
   そんなこと気にしないでがんばりなよ」


Kくん 「うんー・・・」


早くも弱気な彼・・・
大丈夫かな・・・


その後も2人は、何度もご飯を食べに行ったり
深夜にドライブデートをしたりと

私たちの目には、明らかに
  いい感じ
に見えているのですが

仲良くなればなるほど
Kくんは彼女に対して臆病になっていきました。


Kくん 「彼女がオレを好きになるはずがない」


自分に言い聞かせるかのように
このセリフを言うことが多くなり
そのたびに私たちに怒られておりました( ̄∀ ̄*)


そしてついには、「友だちでいること」を
選んでしまったのです。


友だちとして、ずっと彼女と仲良くしていく


聞こえは美しいかも知れませんが
要は逃げたんですよね。

好きな人と向き合うことから


それも彼女の気持ちも確かめないうちに。



そして、その子を忘れるためなのか
本当に好きになったのかはわかりませんが

Kくんに好きな人ができたのです。

それも相手が猛烈にK君を気に入ってるらしく
すでにラブラブ状態で

今までのはなんだったのだろうと
私たちは、ポカーンとしてしまいました。


しかし中途半端なことをしたツケというのは
必ずくるものです。


後編に続く










女の本音
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